8/31の配信ライヴをご覧くださった皆さまどうもありがとうございます。
夏が終わったなという気持ちです。
今年は皆んなにとってもそうだと思うし、自分にとっても色々な事があり忘れられない一年になると思います。
自分の人生の1ページに大きな印がつく様な、後から振り返ってもきっと今年は特別になるんだろうな。
先日のライヴもそのひとつに含まれています。
世の中がこういう状況でなければ絶対にやらなかったであろう挑戦だった。
新しい事に挑戦したつもりだったんだけど、よくよく思い返してみれば俺のイベントは毎回こんな感じだった。
配信用に手段を変えた部分はあるけれど内容自体は今までやってきた事と地続きだ。
でもそういう自分らしい事が出来たのは本当に協力してくれたメンバーとスタッフのおかげです。
今まで当たり前にやってきたライヴが当たり前に出来なくなってしまった事もあって特別なライヴになった。
当たり前でなくなった事で色々な人たちの事を思い出す機会が多くなったなあ。
もう会えない人や、なんとなく会わなくなった人、遠くへ旅立ち会えなくなる人にこれからやってくる人。
この夏をいつでも思い出せる様に作った新しい曲でした。
タイトルはまだありません。
またそのうちに演奏できますように。
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二人は結局ダメになったって風の噂で聞いたよ
あの子は今頃元気でいるかな 折り返しの電話もないけど
七月の肌寒い夜 夜露で湿った匂いの服
ビルの向こう側に見えた 花火は音もなく上がってる
またひとつ またひとつ
悲しいニュースは君のことじゃないのにね 今日もまた傷ついてばかりいる
東京の街を離れても元気でいてね 時々は会いに行くよ
八月の青く高い空 時間の止まった様な午後
はるか向こうの街に見えた雷鳴 夕立の降る気配
もうすぐに もうすぐに
辛いことならなくなりはしない でもずっと続いて行く訳でもないんだからさ
毎日は上手く行かないけど何とかやっているよ 今日もまた歌っているよ
そばへ来て 顔を見せて 君の泣き声聞かせてくれよ
嬉しそうに 楽しそうに この世に生まれてきた意味を
何度でも 何度でも